ドローン初心者にオススメの小型ドローン、購入するならTello? Mambo?

ドローン初心者にオススメの小型ドローン、購入するならTello? Mambo?

これからドローンを初めたいけど、10万超えるような機体を購入する前に小型(200g以下)のドローンで試したい。
せっかくだからカメラもついていて、少しくらいは空撮を楽しみたいという方に向けた記事です。

小型でカメラ付きとなり、ホバリングが安定している機体となると
・Parrot社のMambo
・Ryze Tech社(DJI社が技術提供)のTello
が選択候補にあがりますが、各々の特徴を紹介します。

Mambo と Tello

Parrot社のMamboは2016年に発売され、小型のドローンではホバリングが安定していて、
物をつかむ、BB弾を飛ばすr、プログラミング制御もできるなど群を抜いた存在でした。
価格も1万数千円とお手頃価格であり、体験会や子供、初心者の方に今でも購入されているロングセラー製品です。

そこでRyze Tech社がDJI社の技術提供を受け、2018年に万を辞して発売したのが
Telloです。DJI社が関わる初めての小型ドローンでもあり非常に注目を集めました。

MamboとTelloの比較

どちらも保有している私が独断で比較してみます。

ホバリング

ホバリング性能はTello, Mambo共にどちらも優秀で屋内で飛行した場合はどちらも安定しています。
Mamboは気圧センサーとビジョンセンサー1つに対し、Telloは気圧センサーとビジョンセンサーを2つ備えているので
理論的にはTelloがより高精度なホバリングが可能ですが、Mamboでも屋内であれば文句のつけようはありません。

カメラ

Mamboの標準カメラは機体の下についているので真上から撮影する必要があります。
Mambo FPVカメラが別途発売されているので、FPVカメラを搭載することで静止画、動画の撮影が可能です。
一方、Telloは本体前面部に最初からカメラがついており5MPの写真撮影と720pの動画撮影が可能です。

プログラム

どちらもプログラムで自動飛行が可能です。
Mamboが歴史がある分、子供向けアプリなど簡単にプログラムを体験できる
環境が現在は整っていますが、今後はTelloのアプリも充実してくると想定できます。

飛行以外の遊び

Mamboのおもしろさの一つに物を掴むことができるグラバーをつけることができ、
高いところからおとして、輪の中に入れるなど遊ぶことができるので、お子様にはうってつけです。
一方、Telloは飛行に特化しており、アプリを通して自動で回転して撮影する機能などが充実しています。
この機能はMamboのアプリにはありません。

価格

Mambo + FPVカメラの価格は2万円を越えてきます。
Telloは12,800円で別途オプションでコントローラーが4000円程度です。

どちらも優秀な機体なのは間違いありませんが、グラバーなどを使いたい方はMambo、
グラバーはいらないけど、お手軽に空撮もしたいという方はTelloをオススメします!

Telloの使い方

Telloを飛行させるにはタブレット(スマホ)のアプリを通して飛行させます。
初めて買った方向けにアプリの主な使用方法を紹介します。

Telloアプリのインストール

以下iphoneの場合の説明です。
App StoreでTelloを検索し、インストールします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Telloアプリを起動すると以下の画面が表示されます。

Telloはタブレット端末からWifi接続を利用するため、Telloの電源をONし(電源ボタンを1度押し)、
タブレット端末のWifi接続で「TELLO-XXXXXX」を選択します。

Wifi設定後、Telloアプリに戻り、アプリでカメラの映像が見えていれば準備完了です!

Telloを飛行させてみよう!

スライドして離陸ボタンを押すと、Telloが1mほど上昇し、ホバリングします。

飛行中に同じボタンを押すと、着陸方法を選択できます。

タップして着陸:その場に自動で着陸します
手のひら着陸:5秒以内に手または平らな物体を機体の下に持っていきます。

フライトモード

インテリジェントフライトモードは自動でTelloが決まった動きをしてくれる非常に優れた機能です。

 

Up & Away

後方に上昇しながら、ショートムービーを撮影してくれます。
アップから引きの撮影になるので、集合写真でバックが景勝地などの撮影に向いています。

8D Flips

画面上で8方向にスワイプすると、その方向へ宙返りします。
※スワイプとは画面に触れた状態で指を滑らせる操作のこと
ドローンを生で初めて見る人には「スゴイ!」の言葉がいただけます。

Throw & Go

機体をトスするとその場でホバリングします。
離陸させる前に使用し、プロペラがゆっくり回転を始めて5秒以内にTelloを空中にトスしてあげます。
その後Telloは空中でホバリングします。

360

その場で360度回転しながらショートムービーを撮影します。
真ん中に立ってこの機能を使用すると中心を維持したままの撮影が可能です。

Bounce

上下に0.5m〜1.2mの間をバウンスしながら自動で飛行します。
バウンス中も操作が可能です。

 

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