[開催済み]ドローンの農業活用と センシング・モニタリング技術 について
- エリア:東京都
- 開催期間:2017年03月13日(月) 12:30〜16:30
- 開催場所:きゅりあん6階中会議室
- 詳細
- ドローンは「空の産業革命」などと呼ばれ、第4次産業革命の新技術に含まれている。現在の国内市場規模は約30億円であるが、2030年には1000億円と指数関数的に拡大することが予想されている。その大部分は、ドローン本体のハードではなく、ドローンによるサービス(撮影、測量・観測、点検、輸送、農業等)が占めるとされている。その中でも、土木・建設分野では、国土交通省が推進する「i-Construction」の一環で、ドローンによる高精度測量が導入され、既に生産性の向上が図られている。
農業分野に目を向けると、ドローンは「精密農業」を導入するためのツールとして注目されている。精密農業では、生産者の「勘と経験」を数値として情報化し、農作物の生育状態をきめ細かく管理することで収量及び品質の向上をもたらすことができる。そもそも、国内の耕作面積は小さいため(北海道は除く)、圃場内の品質のばらつきは小さいと考えられていたが、実際には単一圃場内においても品質のばらつきが大きいことが報告されている。現在では、人工衛星や航空機を用いた農作物のモニタリング手法が運用されているが、手間やコスト、天候等の課題が残されている。
一方、ドローンはこれらに比べて、天候の影響を受けにくい低空を高頻度で観測できるため、新たなモニタリングツールとして各地で検討されはじめている。
本講演では、水稲(コシヒカリ)の生産管理を効率的に行うために、ドローンを用いて上空からモニタリングを3年間実施した研究結果を中心に解説する。また、農業分野以外にもドローンを用いた様々な事例(地図作成、放射線計測、災害前後の撮影)や「墜落・ヒヤリハット」といった安心・安全のための情報共有についても紹介する。
○受講対象:
・ドローンの利用を検討している、または運用している方
(農業分野、測量分野で検討されている方など)
・ドローン関連部品・デバイス(センサ等)を開発している・または開発をお考えの方
・事前知識がなくとも理解できるように解説します
○受講後、習得できること:
・ドローンの仕組みやその関連技術について理解できる
・農作物のモニタリングについて、自らドローンを運用できる
基本情報 | ||
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名称 | ドローンの農業活用と センシング・モニタリング技術 | |
開催日時 | 2017年03月13日(月) 12:30〜16:30 | |
料金 | 受講料 1名41,040円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,240円 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引 |
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開催場所 | 東京都品川区東大井5−18−1 | |
会場 | きゅりあん6階中会議室 | |
主催 | 株式会社情報機構 | |
問合せ先 |
メールアドレス: 電話番号:03-5740-8755 |
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ホームページ | http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC17036... | |
周辺情報 | ||