精密飛行安全データベースの更新(Precise Fly Safe Database Update)

DJI GO4を起動してバージョン情報を確認後に
「Precise Fly Safe Database Update」
というお知らせが表示されることがあります。

A Precise Fly Safe Database update required.
Please update as soon as possible to ensure your flight safety.

精密飛行安全データベースの更新が必要です。
安全飛行のために出来るだけ早くアップデートしてください。

Precise Fly Safe Database とは

DJI社が公開している「安全飛行フライトマップ」では飛行禁止エリアや空港・ヘリポート周辺、人口密集地域など、ドローンの飛行において注意すべきエリアマップを確認することができます。

特に飛行禁止エリアや空港・ヘリポート周辺では飛行させようとしてもモーターが回転せず飛行させることができません。また飛行中に侵入しようとしてもエリア内には侵入できずその場でホバリングします。

この飛行不可なエリア情報をドローン本体で保持しており、法令の変更等により飛行不可なエリアが変更された場合、ドローン本体のエリア情報も更新するという仕組みになっています。ですから安全のためにも更新が促された場合はすぐに更新するようにしましょう。

Precise Fly Safe Database Updateの更新方法

以下はPhantom4 Proを使用した例です。

ドローン本体と送信機の電源をONにして、スマホを接続しDJI GO4のバージョン情報確認をまっていると以下の画面が表示されるのでアップデートするをタップします。

スマホとドローン本体を接続する画面が表示されます。

送信機からライトニングケーブルをはずし、OTGケーブルを接続してドローン本体に繋げます。

しばらく待つとスマホにまた最初に表示されたようなアップデートを促す画面が表示されるのでアップデートするをタップします。

今すぐパッケージをダウンロードしますをタップします。
ダウンロード完了後、自動的に更新が始まります。

よくあるトラブル
まれにダウンロードが非常に遅いことがありますが、
ドローン本体にOTGケーブルを接続後、送信機の電源を切ることでWifi混線を防げます。

ドローン本体を再起動してエリアマップの更新は完了です。