DJI GO4 3−1.機能ステータス一覧

DJI GO 4 機能ステータス一覧

機能ステータス一覧

「すぐに使用できます。」という画像では黄色いメッセージ部をクリックすると重要な確認項目の一覧が表示されます。

メッセージの背景色はGPSが使用できる場所では緑エラーがある場合は赤になっています。

機能ステータス一覧の情報は全て非常に重要な項目のため、飛行前には必ず確認しましょう。

全体のステータス

「ノーマル」であることを確認します。基盤やカメラに故障の故障、ファームウェアップデート、その他エラーがある場合はエラーメッセージが表示されます。

フライトモード

プロポ送信機の左上部にあるP,S,Aのスイッチでフライトモードの切替が可能です。

簡単にまとめると

  • Pモード
    GPS・ビジョンシステムを使い、スティックを操作しなくてもドローンはその場でホバリングする
  • Sモード
    Pモードよりも高速にドローンを飛行させることができる
  • Aモード
    GPS、ビジョンシステムを使わないので、スティックを操作しないと風に流される

 

ビジョンシステムとは、超音波センサーと画像データを使いGPSがなくても機体の現在位置を維持する仕組みです。(「Phantom4 Pro」の場合)

では「DJI GO 4 アプリ」のフライトモードがプロポの切り替えスイッチの名前と完全に一致はしているかというとそうではありません。

写真では「OPTIモード」になっていますが、プロポにはOモードなんてのはありません!

  • P-GPSモード
    (GPS 有、ビジョンポジショニングセンサー稼働)
  • OPTIモード
    GPS無、ビジョンポジショニングセンサー稼働
    ※Optical(視覚)の略GPS無、ビジョンポジショニングセンサー稼働)
  • ATTIモード
    GPS無、ビジョンビジョンポジショニング無し

PモードとATTIモードの違いは「DJI Phantom4 Pro PモードとATTIモードの違い」に詳細を記載しています。

コンパス

以前は飛行前には必ずキャリブレーションを実施するのが常識でしたが、現在は飛行毎にする必要はありません。
コンパスエラーが発生した場合のみ、キャリブレーションを実施します。

IMU

IMUとはドローン本体の姿勢を制御するセンサー群です。
エラーが表示されている場合はIMUの故障またはIMUキャリブレーションを実施する必要があります。

ESCステータス

ESCとは「Electronic Speed Controllers」の略で、直訳すると「電子スピードコントローラー」です。
スティック操作の信号をモーターの回転制御へと変換する電子基盤です。
エラーがある場合は飛行を中止しましょう。

送信機モード

自分の設定になっているか確認しましょう。

無線チャンネル品質

無線チャンネル品質で電波・電磁波の環境を確認できます。

近くに無線LAN機器がある、高圧鉄塔、電波塔など強い電磁波が発せられる場所では

電波が干渉する恐れがありますので、長距離飛行には注意する必要があります。

ボタンのカスタマイズ

C1がプロポ左手の裏側、C2が右手の裏側のボタンです。

  1. ジンバルフリー/FPVモード
    エルロン操作と連動しカメラジンバルが傾きます。
  2. マップ/ライブビューを切り替えます
    マップの表示を全画面に表示します。
  3. バッテリー状態
    バッテリー確認画面を表示します。
  4. Narrow Sensing(Hold)
    ボタンをホールドすることで一時的に障害物センサーOFFにすることができます。
    狭い場所を飛行させる場合時などに利用できます。

機体バッテリー

バッテリーの残容量です。飛行前は100%であることを確認します。
高度や移動距離を考慮し戻りは30%以上残っている状態で着陸できるように心がけましょう。
特に寒い時期や強風の場合などはバッテリーの減りが激しいため、より早めのタイミングが必要です。

機体バッテリーの温度

飛行に最適な温度は40度です。
15度以下の場合はモーターが回らず飛行できないことがあります。
40度以上の場合は充電ができない場合もあります。

冬はバッテリーをカイロ等であたため、夏に車内で充電する場合はクーラーを直接あてたりと冷却する必要があります。

バッテリーの取扱いを間違えると、ガスバーナー以上の火を吹き出すこともあるので十分に注意を払って取り扱う必要があります。

ジンバルステータス

ジンバルカメラの状態です。
エラーが表示されている場合はジンバルカメラの故障またはジンバルカメラのキャリブレーションを実施する必要があります。

SDカード残り容量

フォーマットボタンで動画や写真データを完全に消去することができます。

フォーマットすることで動画・写真のファイル名の連番がまた1から始まります。

SDカードのデータをPCにコピー・移動した後などに使います。

PCでフォーマットしてもそのまま使うことができますが、録画がうまくいかないなどSDカードに関するエラーが表示される場合は一度この機能からフォーマットしてみることをお奨めします。

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